拝啓 ○○様、私たち「庄内みどり農協の未来を考える会」では、何でこの訴訟が起こったのか、この訴訟の論点は何なのか、原告は何を求めているのか、を分かりやすく情報発信しなければならないと考え、国政・県政・町政に関わるさまざまな方々に至るまで、お手紙をお送りさせていただいています。世の中に共通することですが、権力を持たない側が「権力者」に対峙しようとするときには、客観的な事実と主張する論点を分かりやすくご説明する手段のひとつがお手紙だと思っています。
これらの「お手紙送付活動」は、このブログでお呼びかけしたカンパ&ご支援の形で応援していただいた皆様のお陰と感謝しています。このことで私たちの活動や運動に賛同していただける方々を増やし、庄内みどり農協の米精算の「真実」を伝える方策として、有効に大切に使わせていただいております。皆様の「おこころざし」本当にありがとうございました!
私たちはいま、大変な数の封筒に宛先お名前貼りをしています。それにお手紙や添付書類などを入れ、封筒を封印する作業に追われています。昔は、「のり・テープ」だったのですが、いまは写真のように便利で簡易な文房具が出たものです。(※テープのり 商品名;ドットライナー)おかげで郵送作業が格段にはかどりました。
個人情報問題を指摘している私たちは相手先情報は大丈夫か?(これが一番大事です。)宛先は曲がっていないか?封印の折り返しは綺麗になったか?など、大変地味 !?な作業ですが、仲間と一緒に作業すると数十年前の若い頃に公民館に集まって事務作業を夜遅くまで頑張った当時を思い出しました。私たち「庄内みどり農協の未来を考える会」が発信する「本当の情報」と仲間の皆さんや原告団の「思い・気持ち」を相手方に届いて是非読んでいただけることを御期待します!
先のブログ、「農協座談会・・・」にも書かせて頂いたのですが、やはり庄内みどり農協の組合員の皆さんは「未来を考えて」いただいているようです。正直なところ裁判に関して多くの質問は出ないのではと危惧していました。各地区の村々で今回の裁判の話題が出て、質問されているとの連絡が入ったり、大変活発な座談会会場もあったと話を聞くと嬉しくなります。また、その答弁に窮した理事方もいらっしゃったとも聞き及んでいます。
庄内みどり農協の組合員は「真実」を知りたいのです。経営者会議である「理事会」で何が話し合われ、何が決められたのか?本当の事を知りたいのです!議事録にも残らない定款にもない「理事協議会」という会議は、何ら庄内みどり農協の方向付けを決定する議決機関ではありません!どのように意思決定されたのか、総代会・理事会・集落座談会に至るまで、「協同組合の理念」で話し合いが行われるべきなのです。今回の訴訟の論点をすべての組合員に明らかにすることが「経営者」としての責務です。そして、すべての組合員にどちらが正しいか判断していただく・・・、その姿こそ組合員の代表者として選出された理事の当然の姿ではないでしょうか。裁判を「受けて立つ!遺憾である!」と宣言して説明責任から逃げている農協役員の方に申し添えておきます。
今回の農協座談会での理事の多くは組合員から「裁判」の内容を質問された時には、「係争中につき・・・」と承るだけで良いとのトップからの指導が入っているのではないでしょうか?農協側の反論や理事個人の考えを「封印」させられているとしか思えません。多くの組合員は情報が決定的に不足しています。すべての人が私たちのホームページを見ているわけではありません。毎月発行の庄内みどり広報にも取り上げられていない状況なのです。
訴訟の目的はあくまで、米づくり農家が被った不利益と農協経営上のコンプライアンス(法令順守)を毀損していないかの 司法判断を仰いで、裁判の判決を尊重することです。米づくり農家からの搾取で当期剰余金を生み出し、決算上成り立ってきた「庄内みどり農協」を再生させなければなりません。私たちは組合員自らの考えや行動で農協のあるべき姿を決めて行かねければならない、との思いに駆られながら、今晩も郵送作業に「汗を掻いて」情報発信を行っていきます。
記事タイトル横の「応援する!」ボタンを押してください。
メッセージも送ることができます。
封印をしています 2017.03.08
私たちは来訪者様が少しでも「直販メリット」がイメージしやすい、理解しやすい様にと、カラーの図解を使用し始めました。「綺麗だの!これだば分かる!」お陰様で皆様からご好評をいただいており、改めて、この難解な農協からの搾取の内容を具体的にお示ししなければと思っています。本来であれば原告29名のそれぞれの未払い金を算出した計算表を、コピー&ペーストすれば安易なのですが、個人情報が満載で、なおかつ品種ごと、年度ごとに何枚もなるものを一度に見ると、どんな頭脳明晰な人でもやはり大変です。ビジュアルに訴えることは大事ですね! でも、農協の理事の皆さま方は、分からないでは済まされないのです。ましてや、監事には特別な権限を付与されていることを自覚していただきたい。
今回、私たち「庄内みどり農協の未来を考える会」は、国・県・市・町などの各方面に情報提供することにより、米精算未払い事件の解決に向けて積極的に発信しています。また、まさか農協がそうする訳がないと信頼していた組合員の皆さまは、是非、私たちの資料をご覧になって考えていただき実態解明に向けてご協力をお願いしたいと思います。
ところで、先日節分の夜、筆者は今年度の転作面積に関わる生産組合長の会合があり、我が家の「豆まき」は急遽、家長がやるべき役割を息子に委ねることに。翌朝、部屋の中には「たった一粒」の豆が・・・。もっと盛大に撒いてくれよ、鬼が逃げないじゃないか! ということで、二十四節気の「立春」を迎えて段々春の季節を感じています。
「豆まき」でぶつける鬼は、ビジュアル豊かで赤・青・黄(もしくは白)・緑・黒と5色があると言われます。子どもが好きなゴーレンジャーなどの戦隊ヒーローの配色と同じです。鬼の色にはそれぞれ意味があり、仏教の修行の邪魔をする5つの煩悩で仏教の五蓋に結び付けられているとのことです。
赤鬼は、貪欲・渇望・欲望、全ての悪心の象徴で、自分の中の悪い心が取り除かれるように。青鬼は、瞋恚・悪意・憎しみ・怒りの象徴で、貧相で欲深い自分自身が福相・福徳に恵まれるように。黄鬼は、掉挙悪作・心の浮動・後悔の象徴で、自己中心的な甘い考えを取り除き、公平な判断が出来る心になるように。
緑鬼は、惛沈睡眠・倦怠・眠気・不健康の象徴で、自身の不摂生を反省し、健康に保つことを言い聞かせる。黒鬼は、疑いの心・愚痴の象徴で、卑しい気持ちを追い払い、平穏を願う心になるようにだそうです。
私たち米づくり農家は、転作目標を計画する、通称「転作野帳」が各自に配布される今の時期に、「今年もいよいよ米づくりが始まるなあ!」と感じるものです。その転作目標面積の割合は、実に今年は38.1%にのぼります。サラリーマン世帯に置き換えれば、一年間の給料が単純に言って4.5か月分入ってこない計算です。そんな少ない給料から、さらに会社から搾取され続けていると分かったら皆さんは黙っていられますか?
悪気を払い、人々の煩悩を克服するといわれる「節分」、その「分」を超えた今だからこそ、冷静に今後の米づくり農家の、庄内みどり農協の将来を考えていかなければ…と思うのです。
図1、農協の利益として不条理に米代金から差し引かれるイメージ(庄内みどり農協を考える会学習資料抜粋)
記事タイトル横の「応援する!」ボタンを押してください。
メッセージも送ることができます。
福は内、鬼は・・・!? 2017.02.05
昨日、山形地裁酒田支部へ行ってきました。
第1回口頭弁論の中で提訴予定者へ取り下げ圧力をかけていることに対して裁判官が感想を述べられた場面があり、この重大な行為に重ねてお願いすべきだと考えたのです。
また、第2回口頭弁論から本訴訟が酒田支部の単独裁判官審理から鶴岡支部の複数裁判官による合議制へと移管する予定と伺っていたせいでもあり、最後まで地元酒田の裁判所でやりたかったという思いが強く、もう一度訪れたいと思っての行動でした。
結論から言うと未提訴者(予定者)を前提とした要請・要望は受けていないとの事務官の見解でしたが、門前払いされることもなく、その時に公判中の裁判が終了するまで待ち、裁判官のご意見を伺っていただいたことは嬉しかった。ちなみに、鶴岡の裁判所では酒田の裁判官と新庄の裁判官が鶴岡に参集されて3名の合議制となるようです。今後は、提訴予定者も口頭弁論に加わり原告団となります。なおも原告とその予定者に取り下げ圧力が加わるようであれば、弁護士と協議し再度裁判所で強く追及します。
提訴予定者の取り下げ圧力をかけるために利用している個人情報の保護を要請するためです。相談窓口で対応した担当官は大変丁重に私たちの要請内容を聴取していただきました。
みどり農協組織の個人情報保護要領の添付を進言され、後日持参することとし私たちの要望書を受け取っていただきました。
そして、本日の大本命「庄内みどり農協総務部」へ行ってきました。
「個人情報取扱規定」を統括する部署であり、規定違反を告発・罰則をも適用できるからです。組織内の綱紀粛正を統括する部署でもあります。私たちは総務部長に「庄内みどり農協における個人情報取扱規定違反及び基本的人権侵害について」の対応要請書を提出しました。
ちなみに、人権侵犯事件を扱うのが酒田警察署のとなりにある「山形地方法務局酒田支局です。法務省の人権擁護局とつながっています。
記事タイトル横の「応援する!」ボタンを押してください。
メッセージも送ることができます。
個人情報保護を要請しました 2016.09.13
私たちの活動内容を具体的にみなさんに紹介するために、ホームページを開設いたしました。
この場を発信基地として”庄内みどり農協の未来について”の考えを発信していきます。
みなさんからのご意見などもお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
記事タイトル横の「応援する!」ボタンを押してください。
メッセージも送ることができます。
ホームページ開設しました 2016.08.01